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エレキギター失敗しない弦選び!

 2019/08/15 解説 説明 GUITAR
この記事は約 6 分で読めます。 3,071 Views

はいどーも!

アイスボックスに三ツ矢サイダーを入れると美味しい事を発見したギター講師の野口です。

今日は最近生徒さんから頂いた質問に答えていこうと思います。

ギターの弦選びはどれを選べば良いの?

とまぁこのような質問を頂いた訳なのですが、意外にメーカーも多数ある事や種類や太さにも違いがあるので悩んでしまうことがあるかもしれませんので紹介していきたいと思います。

弾き心地にも関係することなので色々と試す事と極端な太さのものは避けておくのがまずは良いかなと思います。

弦(ゲージ)の太さ

・09~42(スーパーライト)

主に標準的に使われる事の多い太さです。弦のテンションもきつくはないのでまずはこれから試してみるのが良いのでは?

とりあえずこれ的な太さで選ばれる事も多いかなと思います。総じて使いやすいです

又女性の方や力の弱めの方は特に最初はこの辺りの太さを選ぶのが良いかと思います。

・09~46(ライトボトム)

スーパーライトの1~3弦部分とライトの4~6弦部分を合わせたゲージですので、こちらも愛用者が多いのかなと思います。

特徴としてはプレーン弦のプレイアビリティを持ちつつワウンド弦のパワフルさを持ち合わせているので、個人的な主観ですがロック系のプレイヤーに選ばれる事が多いのではないかと思います。

・10~46(ライト)

こちらも09~42のセット同様標準的に使われることの多い太さです。ですがもしこのゲージでテンション等がきつく感じたら09~42のセットを使用するといいでしょう。特に初心者の方や指先がまだ固くなってない方は弾くのに力がいるので弾きにくいと思うかもしれません。

・10~52(ヘビーボトム)

巻き弦の太さがライトなどより大分太くなってますので。ヘビーなサウンドや最近多いダウンチューニングを多用する方等はサウンドもパワフルなので良いかと思います。

他にも各種メーカーによりカスタム的なセットもありますが、大体この太さが定番というところでしょうか。

このように1000分の1インチ単位で変わっていきの少しの違いに感じるかもしれませんが、サウンドや特に弾きやすさがガラリと変わってきます。

「ホントかよ?」と思った貴方!是非とも試してみて下さい

太さによるサウンドの違い

太さが太くなるとサウンドは太く大きくなりますが、その分チョーキングがやりにくくなったりします。また速弾きなどは細めの方が押さえるのが楽になる分やり易かったりします。

 

総じて当たり前ですが、細くなればなるほど弦も切れやすくなりますのでご参考までに

 

又、ダウンチューニング等を前提とするならば、細い弦だと下げた際のテンションが緩くなりすぎ弾きにくいか、ピッチも押さえる力加減を強くしすぎるとかなり不安定になります。

ですので自身のプレイスタイルやサウンドの好みで選んでみてはいかがでしょうか?

材質の違い

・ニッケル

標準的な弦の材質なので、楽器屋などで張られている弦はだいたいこれなので馴染みがあるのかなと思います。テンションもそこまではきつくないので扱いやすいと思います。

・ステンレス

錆びにくく、サウンドはニッケルよりブライトで弾いた感触もシャープな印象です。少しテンションはニッケルに比べ固いかなと思われます。

・コーティング弦等

コーティングの名の通り錆びや劣化に強く、上記2つよりも長持ちと言われる。手触りは幾分独特な感触があるので最初は少しだけ違和感があるかもしれません。価格もやや高めになっているのですが、その分弦交換の頻度はニッケルなどよりは格段に変わってきます。

 

ですが高いから良いではなく、あくまでも個人のサウンドの趣向に合わせてもらえればいいのでまずは試してみてもらえるといいかもしれないです。

弦交換時の注意点

まずは各1~6弦を張る前に張る場所を間違えないようにしましょう。油断して間違えると貼り直しは非常に厄介です。

 

バラ弦等も楽器店にありますが、面倒臭がらず、基本的には全部の弦を変えましょう。あくまでもバラ弦は応急処置位のイメージで持ってもらえるといいかもしれません。

 

フロイドローズなどのロック式のブリッジの場合は弦のゲージを変えるとブリッジのバランスが変わるので調整がやや面倒になりますので、材質やゲージで迷い色々試したい方はその都度面倒臭がらずシッカリ調整しましょう。

巻き弦の種類

ラウンドワウンドとフラットワウンドがありサウンドの傾向としてはラウンドワウンドの方は明るくサスティーンも長いです。

対してフラットワウンドは比べるとダークなトーンになりますが指の運びがしやすいので、主にジャズ等の奏者に好まれます。ベース等でもサウンド面での拘りでこのフラットワウンドを選ぶ方も多いです。

おススメブランド

ERNIE BALLアーニーボール
D’ADDARIOダダリオ
ELIXIRエリクサー

上記の上から2つはもはやド定番のブランドで使いやすさとリーズナブルな価格も嬉しいところです。

どこの楽器店でもほぼほぼ間違いなく扱いがあるのも良いですね。マニアックな弦のメーカーだと突発的に弦の切れた際お店にないってこともありますからね苦笑

自分も弾き始めから暫くはアーニーボールの09~46のセットを愛用していましたしテンションも柔らかく弾きやすいので、それからghs等の他ブランドも多く試行錯誤等もしましたが結局ここに戻ってきました。使っていて落ち着くというか「ああ、これこれ」ってなるんですw

引用https://www.ernie-ball.jp/guitar-strings/electric-guitar-strings/slinky-nickel-wound-electric-guitar-strings/6-string#2222

現在はエリクサーの10~46のセットを使用しています。

引用https://www.elixirstrings.jp/

いわばコーティング弦です。やはり現在は弦の交換の頻度も以前よりかはかなり少なくなりました

実際使用して特に劣化のスピードの違いは感じました。

単純に楽です(笑)

交換時期は?

錆びてきた
・チューニングが安定しにくくなってきた
・トーンの質感が鈍ってきた(張りたての時のブライトな音の状態を基準としてください)

 

これも普段の弾き始めに手洗い等で汚れを落とすなり、弾き終わりに拭くなどすれば弦の交換時期はそれをやらない事に比べると変わってくると思います。

まとめ

多種多様な弦のブランドがある中で全てを試すのは中々至難の業だと思うが、興味が出たら試してみるべきだと思います。

何故なら合う合わないも試さない事にはわからないのです。

なのでこれから色々と試そうかなとか、弾き始めて間もない方は王道ともいえる
ERNIE BALLアーニーボール
D’ADDARIOダダリオ

まずはこの辺りを基準にしてもいいでしょう。

この辺りは値段もお手頃なので特に太さ選びの時に試すのにはオススメになります。

弦選びは弾きやすさに直結するするので、気に入る弦が早めに見つかる事のご参考になればと思います。

https://www.dimusicschool.com/

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