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ギターの選び方や値段の違いについて

 2019/08/13 GUITAR
この記事は約 6 分で読めます。 5,170 Views

どうも冷製パスタを作らせたら右に出るものはいないと噂のギター講師野口です

さてさて今日はギターをこれから買う人、二本目や三本目に何を買おうか考えている人に向けてお話ししようかと思います。

そもそもの疑問で同じギターでなんでこんなに値段が違うのか?なんて質問がちらほらあるので

早速いきましょう

値段の高いギターの良さって何が違うの?

これは自分の愛機でもあるTOMANDERSON DROPTOPCLASSICです。https://jes1988.com/tomandersonguitar/

所謂ハイエンドギターと巷では言われている類のものであります。

今回唐突に自分の愛機を紹介したのには理由がありまして・・・・それは何か??

良く耳にするのがTOMANDERSONだから音が良いとか非ユーザーがネット等の情報だけで試したわけでもなく良いと言うのに惑わされて欲しくはないので書いてみようと思う。

 

ハイエンドと言われる所以は

これは他にも多数のメーカーがありそれぞれに特徴がありますが、まず何より単純にエントリーモデル(最初の一本的なやつね)等と違い生産数が少ない事や、細部にわたってプレイヤーサイドのアビリティが最大限引き出されるような処理がされていることが多い。

パーツもメーカー独自のものが使用されていたりと拘りが強く伺える。つまりは職人の手間や木材のグレードしかり値段も高くなりやすい条件がそろっているのです。

それにしても最近は海外相場等のせいもあるのかどうなのか知らないが、やりすぎレベルで高騰しすぎでは?なんて思うのが本音です・・

高いから良いギターなのか?

 

ここは一番声を大にして言いたいのだが高いから良いギターなんて考えは捨ててもらいたい。

この理屈に捉われているとはっきり言って自分にとっての良いギターなど選べないと思います。

○○が良いって言っているから買うなんてのは論外だと思います。過激に聞こえるかも知れませんが自分が弾くギターを選ぶのを誰かに任せて良いの?ってもしご自身の立場ならどうかって事です。

実際問題自分が以前試奏した大体70万前後のストラトタイプは店員さんのセールスの熱弁とは裏腹に正直自分の中ではピンと来ないもので30万前後のギターの方がフィーリングが良かった。

つまりはこういう事で、高いからとかブランドがここだから良いなんてのは思い込みで本質的な自分の好みのギター選びのポイントから激しくずれる可能性がある。

お金が沢山ありコレクション的な意味合いで買うなら良いと思うが、プレイヤーサイドからすれば実用的かつ音質やプレイアビリティが優れている又はその時に必要な部分があるかないかに重きを置くことの方が余程重要だろうと思う。機材関連にまつわる事はつまりは投資なのだから。

じゃあ高いだけなら選んで良いことないじゃない?って思いますよね?

 

ただ値段相応の良い個体が多いのも事実です!!

実際自分が現在のTOMANDERSONを選んだ理由もその時必要としていたもの(プレイヤーにとっての拘りやギターに求める必須項目)

これをすべて満たしていたので結果としてTOMANDERSONを選ぶ事となったのです。

最初に買うギターはどうすれば?

これは最初は自分がこれから弾くにあたってどれが一番カッコいい又は見てるだけでもテンションが高まるか?

これ始めたばかりの時はめちゃくちゃ大事です。値段とかの高い安いではないんです!!

考えてみて下さい、始めたばかりで買って間もないギターを弾くのがテンション上がらなかったらそもそも何も出来ないし、つまらないことになりません?

出来ないとかなんて関係なしにギターを持っているだけで(自分ってカッコいい)そんな気持ちになれそうな見た目のギターを選べばいいと思います。

理由は好きなアーティストと同じ形であるとか、単純にピンと来たとかそれが何より直観的かつテンションが上がるのかなと☆

例えば

 

等軽く挙げただけでもいろいろありますね。このような感じで更に色や自分の予算に応じて選んでもらえればいいと思います。

敢えて言うとするならば座って弾きにくい変形のギターは避けた方が良いかもしれません。勿論それでも全然出来るとは思いますが・・・

何よりもモチベーションを高く保てる位気に入ったギターを弾くのが楽しく弾き続けられる原動力となるはずです。

 

入門セットで販売されてるギターはお得なの?

これは賛否両論あるかと思いますが個人的にはギターを弾くにあたっての楽器として使うための必要最低限のものがあるという部分では、ギターはどういうものが必要か知るという意味では良いと思うが、耐久性やシールドの質など踏まえても結局また直ぐに買いなおす羽目になる事も高い確率で起こり得るので最終的なコストパフォーマンスという部分では不満があるのは事実です。

実際自分も一番最初のギターは一年持たずペグが壊れジャックも壊れるという悲惨な末路を辿ったものである。

因みに価格はセットで¥25000位だった記憶があります。

なので不安な方はセットの内容だけ調べてみて

 

ギター

ミニアンプ(住宅事情のもよるがイヤホンなどの端子が挿せるものが望ましい)

シールド(980円等の細過ぎるものは避け2000円位のものでも耐久性は雲泥の差)詳しくはhttp://ken-nogoogt.com/ギターシールド

 

チューナー

ストラップ

・コードブックや弾きたい曲のスコア等

ギタースタンド

ピック

ギターケース

概ねまずはこれがそろえばひとまずは安心だろう。単品で揃えてももちろんいいと思う。

 

中古品は?

これは考えようによっては大変お得なのだが、これから始めようとする方の場合は注意が必要です。

何故ならそのギターの現状がわからないからだ。なので少なからず楽器の状態等の詳細は店員さんにシッカリと説明してもらう必要がある。

更には所謂付属品の類は当たり前だが付いてこないので、残りの必要なものを全て別で買い揃える必要があります。

二本目以降の方は自分の好みと合致していればタイミング次第では非常にお得に買えるだろう。

時折各種店舗のWEBページに出ているアウトレット品(新古品等)マメに見ておくといいことあるかもしれません。

中古の注意点

まず気にしないといけない部分の最重要点がネック周り、フレット、電装系の状態というところだろうか。

特にネックの反り等が原因で弦がビビってしまっていては中古品だから仕方ないとは言えないので、試奏して全てのポジションで変なビビりが出ていないか確認した方が良い。

買っていきなりメンテ行きなんて悲しい事態は誰しも嫌ですしね。

定価より極端に売値が低い場合は特に注意してください。

 

まとめ

まず大事な事は高いからとか、ここのメーカーだから良いなんて情報に踊らされずに、しっかりとした判断基準のもと最適な1本を選んでもらえたらと思います。

これは誰しもに当てはまると思いますが、自分が選んだギターは愛着があると思うので、大事に使ってあげると最良のコンディションで貴方のギターライフをより最高のものにしてくれるでしょう。

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